1955-06-16 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第16号
○政府委員(曾田長宗君) 三十年度の予算案に組んでいただきましたこのラジウム購入費と申しますのは、御承知のように放射線療法の用途というようなことは、繰り返すまでもなく重要性を増して参っております。にもかかわらず、今日各地方、特に交通不便の地方というような所には十分行き渡っておりませんのです。何とかしてこの療法を普及いたしたい、また利用したいという声は広くございます。
○政府委員(曾田長宗君) 三十年度の予算案に組んでいただきましたこのラジウム購入費と申しますのは、御承知のように放射線療法の用途というようなことは、繰り返すまでもなく重要性を増して参っております。にもかかわらず、今日各地方、特に交通不便の地方というような所には十分行き渡っておりませんのです。何とかしてこの療法を普及いたしたい、また利用したいという声は広くございます。
○曾田政府委員 ラジウム購入費といたしまして、たしか一千六百五十万円でございましたか、明年度予算案に盛り込んでいただいておるのでありますが。この趣旨は国立病院自体が使うということを主眼点といたしておるわけではございません。ただいま国立病院で持っておりますのは、全施設で一・六グラム程度になっておるのであります。
○吉田萬次君 十六ページの事項の二つ目にありますラジウム購入費、私はこれについて何か裏があるように考えるのであります。今日医療の方面から考えまして、ラジウムの価値というものはどれくらいのものであるか、また今日ラジウムというものがそんなに必要なものであるかというようなことに対しての科学的議論は別といたしまして、かようなものを緊縮予算の今日購入しなければならぬという理由がどこにあるだろうか。
それからラジウムの購入は、先ほど大臣からも申し上げましたが、たしか一グラムと思いますが、購入をいたしまして、ラジウムの使用頻度が最近非常にやかましくなっておりまして、御案内のように、外貨をもって獲得しなければなりませんので、個々ばらばらにやったならばかえって不経済であるということで、ラジウム購入費を新規に計上いたしたのであります。 それから次が、事項20番の国家試験費であります。